タイ旅行写真日記

★2002年7月7日〜13日★
★2002年7月14日〜20日★
★2002年7月21日〜28日★

7月14日(日)

今日、週末だけ共に居候していた友人がクアラルンプールに戻って行った。バンコクとマレーシアは飛行機も毎日必ず飛んでいるし、隣国なので、ちょっと週末にバンコクに来るということが可能なのだ。以前、2度ほどマレーシアに行ったことがあるけれど、7月にクアラルンプールに行ったときには灼熱の太陽の下で倒れそうな感じだったし、2月に友人宅に行ったときには、暑さはそれほどじゃなかったけれど、特にすることもなかった。自然はたくさんあるし、マレーシアなりの楽しみ方はあるのかも知れないが、僕はゴルフもしないし、ビーチリゾートで遊ぶってこともないので、結局、マレーシアに行っても中華料理を食べたりすることなってしまう。しかし、クアラルンプールの空港は大きい。ちょっと大き過ぎるのではないかと思ってしまうのは僕だけだろうか。

友人が空港に向かった後、このホームページからもリンクしているギィさんに電話して、今日会うことに。7時にアソーク駅で待ち合わせ。何を食べようかと迷って最初に行ったお目当ての韓国料理屋は締まっていた。次に、アラブ系の料理を探そうということになり、アンバサダーホテル近くを歩いているうちに、大粒の雨が。そういえば、最近雨降らないなぁ、と今日噂したばかり。やっぱり降ったかって感じ。雨宿りしながら、周囲をキョロキョロ見渡すと、Lebanese Restaurantという看板を発見。この際、雨が降っているし、そこに駆け込んでみた。

メニューを見てみるが、なんだかさっぱり分からない。初めてのレバノン料理。そこで、ウェイトレスのお姉さんに何がお薦めかを聞いてみた。肉料理はともかく、なんだか分からないものもあるが、結局、お薦めにしたがって注文した。ビアシン(シンハービール)を飲みながら少し待っていると、一気に料理が運ばれてきた。写真右は、赤と黄色のお米がとってもきれいなチャーハン?かな。左の大皿は、ケバブなど肉料理の盛り合わせ。そして、中央上の白い物体は、スプレッドというか、パンのようなものに付けて食べるのだが、なんだか不明ながらも結構美味しい。もうちょっとレバノン料理を研究してから再度挑戦してみるのも面白そうだ。レバノン料理、二人でお腹いっぱい食べてビール大瓶2本で約800バーツ+Tip。日本と比較するのはナンセンスだと分かっていても、日本円に換算すると、日本でこれだけ飲み食いしたら一人分でも、これを越えるだろうなぁと考えてしまう。

ところで、この店の向かい側に日本人向けクラブがあった。レストランの正面がガラス張りなため、向かいの店先が良く見える。ここはちょっと路地に入っているのだが、こんなところにも日本人向けクラブがあるのだなぁ、と少し感心?した。

食事も終わったので、ちょっと飲みに出かけてみることにした。でも、ギィさんはこの日、日本から戻ったばかりでお疲れだったのか、あまり楽しめなかったようだ。ギィさんは睡魔に襲われてきたので、お開きとなった。おつかれさま。

レックの家にもどってみると、居候仲間が、プレステ2で遊んでいた。そうそう。今日、プレステ2を買ってきたのだった。あまり大きな声では言えないが、このプレステ2は特別仕様。これを、オーストラリアの妹の子どもへのお土産にすると言って買ったのだったが、どうやら、本人が一番楽しんでいるような気がする。友人がプレステ2でサッカーをしている様子を見ながら、僕も意識が遠のいていったので、今日はここで終了。

 

 

7月15日(月)

タイに来る前にひいていた風邪なのか、タイにきてタイの風邪をひいたのか、どうも今日は朝から調子が悪い。そう言えば、昨日も咳がひどくなっていて不調だったような気もする。でも、まぁ、気にしないようにしよう。

今日も、何の予定もなし。かなり暑いが、何か外に出る理由を見つけて外にでないとゴロゴロしたまま帰国の日が来てしまう。そこで、探している本があるので、本屋を見に行くことにした。まず、エンポリアム内の紀伊国屋書店とアジアブックスを見てみる。紀伊国屋書店はかなり大きな書店で、洋書がかなりある。またアジアブックスも、まぁまぁの書店なのだが、紀伊国屋書店よりは小さく、なぜか日本人の若者カップルが旅行ガイドブックのコーナーで、長い時間、世間話をしていた。結局、どちらの書店でも、探している本は見つからなかった。

そこで、BTSでシーロムに移動した。22日、日本から友人が来る予定で、彼はシーロムあたりに泊まりたいらしいので、JCBプラザ・バンコクのオフィスに行って、いろいろと料金を聞いてみた。JCBプラザというのは、世界の主要都市にあって、そこに来るJCBカード会員の観光のお手伝いをしてくれるので、いろいろと便利なのだが、やはりカード会社なのであまり安いところは扱っていないみたい。でも、その友人にはちょうど良いくらいの価格帯かな。調べた価格は、家に戻ってからメールでご報告。

せっかくシーロムまで行ったので、やっぱり有馬温泉。前回はちょっとハズレだったので、今回は去年、何度もご指名しちゃったヌンハーシーのナンちゃんはいるのかと聞いてみた。1年も経てば辞めているかも知れない。しかし、いるとかいないとかは分からないが、『ヌンハーシー・マイ・マー』と言われた。マイ・マーだから「来てない」つまり「休み」ということみたいだ。そこで、腕のいい人をお願いと言ってみた。あまり期待していなくても、そう言った方がハズレの確率が減るかも。今日は、ヌン・スーン・ソーンだったが、かなりの腕前。今回の旅行中、ナンバーワンかも。ヌン・ハー・シーがダメなときは、ヌン・スーン・ソーンだな、などと思った(笑)。

有馬温泉からBTSサラデーン駅に行く途中に、居酒屋に寄って晩ご飯を食べた。居酒屋『よってけ』は、あまり飾らない居酒屋だけど、食事のメニューも豊富で、アットホームなお店。去年、ときどき、ここに来ては、ご飯を食べたり、日本酒を飲んだりした。今日は、ビールを飲みながら、カツ丼を食べた。カツ丼は110バーツ。タイのご飯に比べれば、ちょっと高いけど、怪しい日本食屋に行くよりは、ここで食べた方が安心。ここは奥まったところにあるので、タイに長く住んでいる日本人しか来ないみたいだ。

レックの家に帰ろうとBTSに乗ったが、やはり本が気になると思って、チットロムで下車。ワールドトレードセンターというか伊勢丹の中にある紀伊国屋書店も見てみることにした。チットロムの駅からゲイソン・プラザまで橋でつながっていた。そう言えば去年来たときは、ゲイソンプラザは工事中で営業していなかった。やっとオープンしたのかと中に入ってみると、まだ営業しているテナントは半分以下。ほとんどのスペースには、『Coming Soon』と書かれているだけで、中は白い空間って感じだった。

ところで、今日は夕方から雨のようで、さっき、有馬温泉から出たときには、もう雨がかなり降った後のようだった。それでも、まだ降り続いていて、珍しくやまない雨だ。ゲイソン・プラザからワールドトレードセンター側に渡る歩道橋から道路を眺めると、いつもより、渋滞がきれいに見えた。

 

この紀伊国屋書店は、タイ語と日本語の書籍が多かったが、英語の本は少なく、やっぱり探している本は見つからなかった。仕方ないので、きょうは、これで帰ることにした。家に着いたら、レックももう一人の居候もゲームをしていた。しばらくして僕もちょっとだけゲームを始めた。そのちょっとだけのつもりが、結局、午前2時過ぎまでやってしまい、僕にゲームをやるように薦めた他の二人は、いつのまにか寝ていた(笑)。今日は・・・うーん・・・結局、マッサージの日だったんだろうか。

 

 

7月16日(火)

今日、昼間はずっと家にいた。午後、4階の居候部屋に行くとプレステ2でゲームしていた。Winning Elevenというサッカーゲームだ。僕はサッカーゲームの操作は知らないので、結局、昨日もやり続けてしまったTime Crisis 2を続行。昨夜はステージ2クリアまで行ったので、まず、トライアルでステージ3をやってみると案外イケそうな感じ。問題は、ストーリーモードでステージ1から通して3までをクリアするということだが・・・。1度やってみたが、途中でゲームオーバー。ちょっとやる気が失せていたが、ゲームオプションの設定を見てみたら、クレジットが貯まっているとかで、ライフを4から9に増やすことができた。今までの2倍以上の延命。これならできるかも。そう思って挑戦したら、ホントにステージ3まで一気にクリア。しかし、期待していたステージ3の後の隠れステージはなく、あっさりと終わってしまって、かなり寂しい感じ。とにかく、このゲーム、本当はガンコン(拳銃の形をした専用コントローラー)が必要。ふつうのコントロールパッドでやっていたので、かなり指が痛い。これ以上やると腱鞘炎になりそうなので、ゲームはやめた。

そう思った矢先、レックが仕事から帰ってきてウダウダはなしているうちに、IT Mallに行くことになった。ラチャダーのFortune HotelとLotusというスーパーに挟まれているというか、それに駐車場を加えた巨大複合ビルになっているというか、そんなところにIT Mallというものがある。

見た目は秋葉原にある雑居ビルみたいな感じだろうか。でも、土地はあるので、通路など、かなり広々としている。パソコンの販売店、なんだか分からないけど、腕時計とか、PDAとか、中古でいろいろ売っているお店、携帯電話屋などが多いが、中には日本語学校が教室を開いていたり、ヘアーサロンがあったりするのが、なんともタイ的な雑多さかも知れない。

 

携帯電話屋もしもし。うーん。誰がこの名前を付けたのだろうか。タイでは日本語がブームなので、日本で英語の店名を付けたりするような感覚で、こんな名前の店ができたってことだろう。おせんべい『どうぞ』と同じくらい、あやしいかも。

結局、IT Mallでは友人がプレステ2用ソフトを10枚ほど買った。1枚80バーツ。200円ちょっとという感じだろうか。どうして安いかはご想像通り。だから、マニュアルはないし、CD-Rの不良品も多いようだ。プレステ1用のソフトは価格競争が激化して50バーツくらい(140円くらい?)になっていたらしいが、最近はプレステ2のソフトが主流になりつつあるという。プレステ1の所有者の数のほうが多いと思うのだが、プレステ2ソフトの方がたぶん新規購入が多いのだろう。

帰りに、ここのフードセンターで食事をして帰宅。今日は僕としては、ほとんど何もしていないかも。あっ、でも、Time Crisis 2をクリアしたからなんだか達成感がある。

 

 

7月17日(水)

きょうは久々の早起きをした。午前6時50分起床。8時前には家を出た。7月9日に会ったSさんとAさんは、タイの大学で日本語の先生をしている。今日は、Aさんが教えている2年生のクラスに日本人ゲストとして招かれているのだ。授業は午前11時からなのだけれど、Aさんが教えているキャンパスはランシットというところにあり、バンコクから高速道路を使って1時間くらいの場所。しかし、通常の交通手段だと、行くのが面倒・・・というか、僕にはよく分からないので、タープラチャンにあるキャンパスとランシットのキャンパスを結んでいるシャトルバスに乗るために、まずはタープラチャンのキャンパスに行く。前日、レックに言われた508番のバスに乗ろうと、近所のバス停で30分ほど待っていたが、ついに508番は現れず。511番が頻繁に来るが、これが思ったところまで行くかどうか不明なため、あきらめて、タクシーで近くのBTS駅まで。National Stadium駅で降りて、 そこからタクシー。このコース、経済的にはあまり良くないけど、かなり早かった。結局、45分くらいで到着した。

タープラチャン・キャンパスでは、まず、ギィさんと合流。そして、Sさんのところに日本から遊びに来ているRさんにも会って、3人でシャトルバスでランシット・キャンパスに向かった。バスが思った時間より30分遅れて発車したので、11時5分くらいに到着。ちょっと授業に遅刻したが、なんとか間に合ったと言えるかな、タイだから。

日本人ゲストを呼んだこの日、学生たちは5つのグループに分かれて、それぞれタイに関するトピックを選んで、それを日本人ゲストである我々に向けて発表してくれるという形式だった。テーマは、タイの遊び、タイの人形、タイの果物、タイのお菓子、BTS沿線の観光スポットだった。始まりが遅れたこともあり(申し訳ない)、5つのグループが発表するということもあり、果物やお菓子の発表のときは、現物が出てきて食べたりしていたので時間がかかったり・・・ということで、日本人ゲストとしては、学生の発表を聞いてちょっと質問するだけで時間がきてしまった。発表は面白かったのだけど、日本人ゲストが楽しむことは別として、たくさんの日本人が集まったので、学生がふつうの日本人との日本語会話を体験する時間が取れると、もっと学生のためになったかな、と遅刻したことを反省しながら思った。

それでも、ちょうど授業の後はお昼だったので、数人の学生は日本人ゲストと交流したのではないかと思う。というのも、Rさんと僕は授業が終わるとすぐにSさんと合流して、アユタヤ観光の旅に出たので、その後のことは分からない。

アユタヤには、ランシット・キャンパスの鉄道の駅(Chiang Rak)からディーゼル機関車っぽいのに乗った。鉄道マニアではないので、よくわからないがエンジン音が聞こえたのでディーゼルかな、と。社内のプレートに、KAWASAKI 1985とあったので、日本から持ってきたものだろう。ちょうど車掌が乗っている隣のボックス席に陣取ったのだが、この車掌、完全にリラックスしていて、靴は脱ぎ捨てサンダルをはき、走行中は足を投げ出しながら新聞を読んでいた。

アユタヤ観光の詳細については、別のページを作成することにするが、ちょうど2時頃に着いたアユタヤは非常に暑かった。この日、バンコクにいてもかなり暑かったらしいが、そんな猛暑の中をサムローに乗って移動しては寺を見たり遺跡をみたりを繰り返し、3人ともかなり衰弱していた。しかし、SさんとRさんの二人は長年の付き合いらしく、遠慮ない言葉のバトルが続いていて、衰弱しながらも笑わせられて楽しい観光ができた。

 

 

観光を終えて駅に着くと、バンコク行きの列車まで1時間以上あると言う。そこで急遽、バスでバンコクに向かうことにして、また駅からサムローに乗り、バスターミナルに移動。バンコク行きバス(1人41バーツ)に乗って一路バンコクへ。途中、猛暑の中での観光の疲れからか爆睡してしまったが、気づくと外は雨。やはり今日は湿度が高く、よけい暑く感じたのだと納得。バスはやがてバンコクに着いたが、どこにいるかわからず。タクシーに乗り僕は近くのBTS駅(Saphan Khwai)からBTSに乗って帰宅。長い1日だった。

 

 

7月18日(木)

昨日の疲れからか、なんだか風邪っぽいというか、怠いというか。今日は夜、T氏と会って食事して、ちょっと飲みに行ったが、これと言って文化的な(?)イベントはなかった。だからと言って何も書かないと日記にならないので、タイの洗濯もののお話をしてみよう。

居候でいながら、僕はノックさんに洗濯をお任せしてしまっている。最初、僕は自分で洗おうかと思ったが、洗濯ルームは、やはり彼女のテリトリーで、勝手に洗濯するような状況ではなかった。僕の部屋には、洗濯もの入れのバスケットが置かれていて、とにかく洗濯物はそこに入れておくと、いつのまにか回収されて洗濯されるという、すばらしいシステムになってしまった。

そこで思うのが、タイ人は必ず服にはアイロンをかける。ポロシャツでもTシャツでも、ジーパンでも、なんでも、とにかくアイロンをかけないなんて洗濯じゃないくらいの勢いなのだ。当然、僕のシャツやパンツもアイロンがかかって戻ってくる。こんなに手間をかけさせてしまって申し訳ないが、タイの女性は黙々と家事をこなす。これが当然と考えているのだろうけれど、タイの男性はうらやましい。

 

 

7月19日(金)

今日の午後は、来週から東京の友人が6泊の予定でバンコクに来るので、その手配を頼むためにJCBプラザバンコクに行った。と言っても、最初の1泊分だけを確保するってことで、その後の予定は来てから決めるというフレキシブルな旅だ。彼はどうやら島に行きたいらしい。サメット、チャーンに行った人がいたとメールで話したのが、火を付けてしまったようだ。うーん。チャーン島は、ちょっと遠いらしいが、かなりきれいだという噂。僕も行きたいことは行きたいが・・・男二人でビーチリゾートかなぁ〜

そのJCBプラザバンコクはシーロムにあるのだが、ついでにシーロム・コンプレックスにある『8番らーめん』に入ってみた。

味噌ラーメンを注文。麺はかなり太く、茹で加減もイマイチのような気がするが、まずくはないラーメンってところかな。8と数字が描かれたナルトがなんともおかしかった。ついでに餃子も注文してみたが、こちらもまぁまぁかな。日本の高級インスタントラーメンと冷凍餃子くらいのレベルかも知れないが、それなりに美味しくいただけるという感想。それにしても、この8番らーめん、タイの中・高校生に絶大な人気があるようで、僕が行った午後5時頃も、女子学生のグループが目立った。

JCBプラザでホテルの手配をしたあと、またまた有馬温泉で体をほぐした。去年、何度か指名したナンちゃんもまだ働いていたので、指名した。去年、かなり日本語が上手いと思ったが、今年は去年と同じレベル。やはりマッサージをしながら客とかわす日本語会話は限定的なものなのだろう。ナンちゃんは知らない表現を聞いても、なんとなく意味を推測するという語学的センスは高いが、自分が話す能力のほうは、ちょっと怪しげな日本語・・・うーん・・・僕のタイ語と似たようなあやしさかも。

ひさびさにナンちゃんにマッサージされて、その後、うろうろしながら帰宅した。

 

 

7月20日(土)

きょうは先週の土曜日にもお呼ばれしたカセサート大学のニヤーダ先生のお宅におじゃまする予定。その前にどこかに行こうかとも考えたが、なんとかく家にいたら約束の時間になった。というか、起きるのが11時過ぎと遅く、例によって、朝食後、ゲームをしてしまったことが、この結果を招いたのだった。

午後4時30分、BTS Ekkamai駅でニヤーダ先生の娘さんMukさんと待ち合わせてニヤーダ先生のご主人の車を待つことに。Mukさんは、ソーソートーで開催されたJapanese Fairに行って来た帰りだという。ソーソートーで、たこやきを食べたり、宝のチューハイを飲んだりしたので、すっかりお腹がいっぱいだと言っていた。晩ご飯、食べられるのだろうか。しかし、きょうは、かなりの蒸し暑さ。おまけに、ニヤーダさんのご主人の車が渋滞に巻き込まれていて、到着が5時頃になった。既に、かなりの疲労度。きょうは、まだ何もしていないのに。

ニヤーダ先生のお宅に到着。しばらくお話をしていたが、近所の散歩に行くようにと薦められてMukさんと散歩。どうやら、Mukさん、たこやきがこたえたらしく、全然お腹が空かないと言って遠出することにしたらくし、かなり歩いたところにあるJUSCOに行った。そう、あのイーオン・グループのJUSCOはタイに進出していて、バンコク市内でもいくつか店舗展開している。この日来たJUSCOは、それほど大きな店舗ではないが、日本食の食材やお総菜なども並んでいた。

 

JUSCOが入っているショッピング・モールには、ツタヤもあった。CCCのツタヤもタイに進出しており、バンコクはもとより、郊外でもツタヤを見かける。思い切り田舎に行ってもあるかどうかは、確認していないので不明。

長い散歩から汗だくでニヤーダ先生宅に着くと、すぐに食事。どうやらMukさんは、なぜもっと早く戻って来なかったのかと言って叱られている様子。不思議なのは、Mukさんはものすごい秀才で、18歳にしてTOEFL650を取っているので、英語がかなり自然。しかも、この家庭では、家でも英語を使うことを奨励しているようで、親に対して英語を話したりしている。タイ語で話しているときは、とてもタイの女の子らしく「カー」と言いながら(笑)、つつましく聞こえるMukさんなのだが、英語で話しているときは、まったくアメリカの10代の子どものように親に言い返したりする。Mukさんは、英語を習得すると同時に、英語圏の子どもたちの親への態度まで身につけてしまったのかも知れない。

ニヤーダ先生の家のお手伝いさんが作ってくれたタイの伝統的料理を美味しくいただいたあと、ニヤーダ先生の書斎に行って、ニヤーダ先生の業績や現在の役職などについてうかがった。が、申し訳ないことに、僕は仏教学には何の知識もなく、また、タイ文学についても、まだこれから勉強しようとしているところなので、どうにも詳しい話は分からない。しかし、とにかく偉い先生なのだということは分かった。

いろいろとお話をうかがった後、午後9時前にニヤーダ先生はまだ仕事が残っているということで、ニヤーダ先生のご主人とMukさんにレックの家まで送っていただいた。貴重なお時間をいただき、感謝である。

 

 

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